植物と結び 春の精をまとう

『植物と結び 春の精をまとう』と題しまして、vegan cafeシロテナリさんのお食事会と共に春分の日のワークショップを開催しました。


シロテナリさん常連の方も、初めてお越しくださった方も、皆さんとてもあたたかく、穏やかに春分の日をお祝いする日となりました。ご参加いただきました皆さまには心より感謝申しあげます。


こちらではワークショップの内容をちょっぴりお伝えいたします。


読んでくださった皆さんにも、希望に満ちた春分のあたたかさや植物・菌のエネルギーを感じていただければ嬉しいです。

陰陽五行説と季節のお話し

まずは、陰陽五行説をもとに循環する季節や植物の成長を観察し、春分の日がどのような意味合いを持つのか皆さんと共有しました。


まさに今日この日から、夜の時間より昼の時間が長くなり、陽の気に溢れていきます。


キリスト教ではイースターと重なりイエスの復活という奇跡と希望を祝いますが、同じように、光あふれる毎日の訪れをお祝いしたくなる日ですよね。


春分が過ぎれば、立夏、夏至と、季節の節目はやってきます。季節には完成のときはなく、未完のままに季節のバトンが渡され、あっという間に変化していきます。


その刹那的な美しさを見落としてしまってはいないでしょうか。


一瞬で変化していく季節だからこそ、その節目を大切に迎えること、そして、人間にしかできない”愛でる”時間を日常に持つことは、忙しい日々の中で自分を取り戻すきっかけになるかもしれません。


また、宇宙のリズム、地球のリズム、植物のリズム、そして、自分自身のリズムを感じ取り、整えながら生きていくことは、最大限の力を発揮するための秘訣のように感じます。


過去と未来の両方を包む種から芽が出るエネルギーの偉大さや、愛でる(芽出る)ことの喜びを皆さんと共有し、

その気持ちを持って、ローション作りのための草花を摘みにいきました。

摘み草発酵液のワークショップ

ユキノシタ、ヒメオドリコソウ、ツバキ、ミントなどを見つける度に、「かわいいね」「美しいね」という声が飛び交い、春の草花たちと触れ合う楽しい時間になりました。


そして、摘んだ草花に住む乳酸菌のお話し。


乳酸菌とは何か、どんな作用を持っているのかを軸に、私たちの身近にいる菌のお話しを共有しました。


空気中にも、私たちの肌にも、体内にもいる菌。その菌との共存を意識した暮らしは、新たな視点を持つことに繋がり、生活の幅も広がるように感じます。

今回は、乳酸菌の力を借りて作るローションを仕込みました。


すぐに使い切れるサイズの瓶に、摘んだ草花と酒粕ウォーター(水に酒粕を溶かしたもの)を入れて菌の活躍を待つだけ。


目には見えない菌の存在を感じながら発酵を待つ時間や、期待通りではないかもしれない結果も楽しめる余裕を、ぜひ大事にしていただければと思っています。


乳酸菌が増えた指標にpH紙をお配りしましだが、レシピはありません。菌や肌や自分自身をよく観察し、自分にとって心地よい配分を見つけていってくださいね。


お土産に、事前に仕込んだローズ発酵液にホホバオイルを入れたローションをお持ち帰りいただきました。こちらも、ご自身を愛でるひとときにお使いいただければ嬉しいです。

野草と発酵 春分の日お食事会

シロテナリさんのお食事会『野草と発酵 春分の日お食事会』では、

「こんなにおいしいveganお料理は初めて食べた」

「もっと瞑想的にいただきたい」

「美しい!春を感じる」

といったお声があがっていました。

新鮮なお野菜の豊かな風味をベースに、繊細に野草が使われており、見た目も美しい天才的なバランスのお料理に皆さん大絶賛!


発酵も取り入れ、菌と植物のエネルギーにあふれたお食事。春の陽の気を実感する幸せなひとときとなりました。


春分の日にぴったりのお食事をありがとうございました。

最後に

今回は日々の研究を、実際にお会いする皆さんと共有するという初めての機会でしたが、発見や学びを皆さんと深めることができたとてもしあわせな一日でした。


ご参加してくださった皆さん、この記事を読んでくださった皆さんにとって、季節を感じることや自分を見つめること、菌を意識してみることなどのきっかけになれていれば嬉しいです。


私たちにはまだまだ研究したいことがたくさんあります。


これからも研究の過程や成果を皆さんへ発信してまいりますので、あたたかく見守っていただければ嬉しいです。


ここまでお読み頂きまして本当にありがとうございました。

暮らしの中の哲学研究所

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